2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

単々と淡々とについて解説

私は優しさすぎた 本当には優しさを 理解していなかった 本当のストイックな 優しさに抱かれて 強く強くなっていった 初老の射んついて 憎しみのカタマりとなっていく しかし私には貴女たちがいる 会うだけが逢うだけが 必要とも不必要とも言える 調子に乗り…

単々と淡々と

優しいとはいけない 本当の優しさとは 強くなくてはいけない からかっていけない 冗談はいい 只、調子に乗ってはいけない 単々と淡々と 強く優しく 余計な言葉はいらない でも、私は欲しい 訳(わけ)と訳(やく)わけがいい 私らしく 生きる 活きる ほら keiベ…

トンネル

喜楽な心は還らない 虚しさが喉詰まり 咳となる 誰にも言えない秘密さえ 口にしてしまった、今 降りかかるものも多い 語りは取れずにいつまでも残る さいなまれ 佇むは 私の足先 何処へ行く ブラブラと 続くトンネルの未知 太陽の光がとても眩しい

記憶

縁やゆかりなど 切れてしまうから 一人漂う 部屋の中 会いたいと願う 七夕のように しかし それも 昔までの縁 人も育てば親を捨て なにもかも全て捨て羽ばたく 蝶のように舞い踊りながら 何想う? 会いたい 会ってみたい 亡骸の記憶は断片図のよう

匠の嵐

激情の嵐 いさかえば いさかうほど 激情叫んで狂い咲き けれどもあなたの微笑み 愛しても愛しても 振り向かぬあなた 嫉妬の渦でまいて魅せる 激情 あなただけに 激愛 あなただけに ほどけてゆく 嵐の跡 微笑みひとつで 何かが変わる

思い出してみては

ボヤァーとする 煙草吸う 頭が冴える 何か想いだす 思い出した想い出を 想ってみてはフフンと笑う あの頃のお姉さん先生 うちの子見てる 私にも先生作ってよ おでん 嗚呼 今日も朝日が昇る 嗚呼 今日も一日が始まる 素敵な気持ちになるといいな

影踏み

影踏み 影踏み 日の当たるところに出たいな ちゅん ちゅん ちゅん ちゅん 雀が鳴いて日傘射す カラスが遠くで鳴いて呼んでる 想いのたけを一杯しゃべったら すっきりしたよ 愛と憎しみ全て叫んで 朝日に向かって吠える

七夕

真夜中までのシンデレラ 七夕を覚えていたのにね 今日のAM12時 夕方には七夕さえ 忘れてしまった 少女 沢山の行列の人に囲まれ ただ 用事ことの電話をする もう 忘れてしまったの あの少女の姿は お下げ髪に三尺 今は無き 初恋の子

むやみやたらにする人に対して

自分で自分にした行動を 他人にされたくない 時には失敗もある、苛立つ! 思いやりもはき違えると良くない 悪戯して私の前髪剃る人がいる 見てて滑稽ってわかるでしょ やっていいことと悪いこと あるでしょ 人間なんてみんな嫌い あんたたちやった人なんて …

薔薇の花はもう咲いていない

私の想い出も何もかも散っていった 親しいおばさんも友達も皆見せかけ おばさんの咲かせていた薔薇も もう咲いていない 薔薇あれは墓 あれはなんなんだろう しかし、美しかった 美しく見事に散ってゆく 儚き子供たち 薔薇の花とは子供たち しかし そのうち …

素直になると

憎しみの心が溢れて この人をどうしたら こうしたら想う 痛さから逃れるには どうしたらいいか いつも そんなことばかり 考える 子供たちが幼い時には そんなこと考える暇がなかった 初めての子にオムツ取り替えるとき オシッコ欠けられて泣いたこと 未だに…