出し子達よ

灯火の花は夜に咲く

可憐な瞳の申し子よ

出し子の身を案ずるばかり

何もできない親心

出し子泣くけれど呼んでいる

優しく優しく有することを

希む自分

月が隠れて 月も泣くばかり

親と子のすれ違い

木枯らしの日は夏にもある

ウーンンン ウーンンン

悲しい物語