無情

哀愁漂う唄は異常に強くて

人に寄っては明るくさせる

石鹸は泡吹いた

優しいとは怖くて痛い

暮れなずむ街では繁ってく

女とは哀れ 哀しい者よ

男性とはなくてはならないものだけれど

涙を離せない

冷気の漂う寒さの中

哀愁漂う自分の背中

今はひとりみたいなものだ

恋人未満友達以上

付き合ってる女(ひと)がいるみたい

電話の影では女性の笑い声

駅に行こうか?

旅に行こうか?

わざと時間をずらそうか?

そろそろ 扉は占める