旧友

冷えた空気の冷たさに

秋を感じる今日この頃

車線の急ぐ音が染みてきて

ひとり佇む

1人は独りじゃないってことを

常々感じる

誰にだって誰かがいるってこと

皆に感じるとって欲しい

雑居ビルアパートの隙間から

旧友の声がして

程なく安心感持ったことを

名前を呼ばれる度呼ぶ度

感じて生きる