絶望という感情(苦しみ)

涙が零れて 堪らない

これから どうして 暮らそう?

泣いても 泣いても 被る

ベールが痛い

私の心を 喰らう

私はどうしたら いい?

泣きたいのに 鳴きたいのに

ベールが憎い

歩道を外れて 行きそうな身体を

地面に張りつけて 歩く

誰にも わからないはずなのに

憎い 憎い 憎い ベールという仮面が

感情さえ捉えて 心を蝕む

ベール仮面の あんたが憎い

 

 

唄っていたかった

ただ 歌いたかった

声がうわずって割れてだめになった時

せめて 最後に 詩を描くことを

教えてくれた 学生君いたことを

想い出す

 

 

自分の感情が わからない

私は今の恋人が嫌い

疲れた身体に鞭を打つ

宣教師達も嫌い

どんどん社会の隅に寄る 私の心

もう 純粋な心は 還らないでしょう

何もかも 憎い

もう 愛する人を造らないでしょう

今の恋人は自分よがりで

物をくれさえすればいいと思ってる

薄汚れた私になってしまいそう

人の寂しい気持ちに突け込む

あいつとベールと人が憎い