想い出人

さようなら さようなら

もう 愛してないの

来てくれるだけで良かった

楽しかった 愉快だった

愛してた 愛してた

物じゃないの 真心

 

ah ~時の流れ

ah ~時の調べ

移り行く 世の中

私は今まで通り私

山棒からたくみへと

そして今はただの物書き

 

さようなら さようなら

過去の時代

けれど 私は昔の私に戻る

 

純粋とは大事なこと

絵空事ではない

 

あなたは誰が好き?

私はいまはただ描いてたいの

あの頃の純粋のまま

戻りたい

愛の揺らぎ

泣かないで 泣かないで

私だけ ひとり塊

置いてかれたと 錯覚した 今

 

ah ~時の流れ

いつのまにか 変わっていると

想っているのは 私だけ

 

ah ~時の調べ

無意識に人を傷つけてまで

人を愛したことを 悔やむとこだった

 

グレーとはいえ

春の陽射しに包まれて

暖かい

愛してる 愛してる

気づいて欲しかった

あなたが欲しかったのは 身体

 

ah ~心 何処へ

どこへやらばゆくのやらば

 

ah ~あなたがいなければ

気づかなかった

純粋というもの

 

ah ~ 純粋の表れ

今は今 昔は昔

しかし 私は昔のまま居たいの

 

時の流れ 時の調べ

軽やかなもの

 

 

 

 

光に導かれ

今はあの頃と違って

大きな窓がある

空の絶大さは分かるけど

空の青さが分からない

淋しいと思わないわけじゃない

灰色の外の光纏って

生きるしかない

学生君 今も昔もあなたの声を

聴いてなくてごめんなさい

私は 今は一人きり

一人きり 生きるしかないの

 

あの頃ように空の青さが

分かったならば どんなにいいでしょう

愛してる 愛してる

あの人生という頃を

時の調べ

青い空が恋しい

冬の匂いがする

辛い痛手が心苦しい

私を返して 涙が零れる

携帯の鳴り響く夜の時間

鮮やかな色彩に

目を向けてた あの頃が懐かしい

 

青い空眩しくて

宙を両手で仰いで

二人並んで歩いてた

あの頃が懐かしい

 

 

桜色が悪いわけじゃないの

想い出が多すぎる

辛い痛手を誰にも話せない

時を返して 昔に戻りたい

人のこだまがする時間

今は嫌なの 昔に戻りたい

 

夜の月が輝いて

眺めていたバルコニーの

屋根で寝そべっていた君がいた

懐かしいマイ スィート ホーム

 

I love  you  I love you

please me again 

The sound of time

 

時の駆けるままに

 

自然がMiel

砂流が起きて 目を閉じても

立ち止まる

その強さがMiel

貴方と共に 風に流される

光里の瞬き 目を開けた瞬間に

愛の輝きとなった

そんな恋 そんな愛の尊厳が

私の夢

 

地の果てに何が逸出ようとも

地平線の彼方では民家に

雨が佇む

自然がMiel 

貴方という風が 私の心

光里の瞬き 数々の写真が

総て愛しの源

親愛の明かしになる その者が

私の藻(も)

 

絡む糸は全て 海の中で会う

 

砂流

砂が水に流されても

私は強く 立ち止まる

波が 大木が 

足をさらって行くかのように

私の中の記憶も消える

リズムカルな賠積物の

その全てを…

お茶とケーキで癒して

 

よく食べて よく眠ること

砂流の全てに踊らされながら

全てを飲み込み

風に流れる 時の調べ

さあ 湯にでも

身を浸そうか…

チルブルコーヒーでも飲んで

 

空洞

洞窟の奥底に入って行くと

そこには何もなかった

まるでそれは私の頭の中みたい

廻り回って考えて見ても

なにも浮かばない

そこは水そこのようで

パラライノアが光った

旋律を浮かべながら

横たわって

 

わたしはただただ踠く地平線

洞窟はそこへ繋がっていた

苦しい 寂しい なにも浮かばない

 

水に寄り添った

私は ただの魚

私を誰かここから連れ出して

嘆く魚と漁師の群れ

奥底の海底と潜る

ウニもまた人と同じ

 

わたしはただただ踠く地平線

洞窟は海へと繋がっていた

苦しい 寂しい 暗闇へ沈んでく

 

心の洞窟と海の闇者

さようなら さようなら

あの人よ