戻れない

あの頃とは違う生活してきたよ

もう あの頃には戻れない

ひとり 夜中に 横たわる

蜻蛉 何も云わないで

母の声が やけに 遠く感じる

本当に それでも 私の母親なの?

あの頃はなんの 苦労も知らなかった

尊き想い出 しかし 想い出は

想い出のままに

今は 昔を経ちきって 今の生活を

辿る

想い出だけ 握りしめ

彼とも もう 終わり

一人に返る だからといって

孤独じゃない

ただ、痛くてイズイ傀儡はいらない

ヤダ

うちの映像をみても 音も声も

入れて欲しくない

では